ハワイでリノベーション編VOL.17
こちらのブログで何度か書かせていただいたことがあるかもしれませんが、日本とここハワイでの工事の進め方は全く違います。まず、工事を進める以前にお客様と弊社との契約を交わさなければなりません。そして、契約を交わす前に弊社からのお見積り、デザインなどお客様のご要望やご予算の兼ね合いの中でご承認を得ることが先決です。今日のこのブログでは、お見積りについてお話させていただきたいと思います。
お客様からお問合せを受けると、すぐにリノベーションを希望されている現場へ伺います。そして、ご要望やご予算などを伺います。日本のお客様は、ご予算をおっしゃらない場合が多いですが、ざっくりとで良いのでだいたい、おいくらくらいを頭に置いておられるのかお話されるのがいいかと思います。それはなぜかというと、正直ハワイは想像されているよりも金額がはるかに高いです。高い理由としては、何一つハワイ内で調達できるものはなく、資材をアメリカ本土から運んでこなければなりません。ハワイで在庫を抱えている資材でも、すでに輸送コストなどが含まれて計算されています。また、人件費も日本よりはるかに高いです。
そういった理由から、まずはお客様がざっくりと頭に描いていらっしゃるご予算とリノベーションの内容がどこまでマッチできるかを早い段階で把握することが、少しでも工事に入る前の期間を短縮し、次の段階に進むことが出来るからです。ご予算を話すと、高く請求されるんじゃないか?なんていう不安は弊社に限ってはお持ちにならないで大丈夫です。